揚げ物は美味しくておいしい料理ですが、初心者の方にとっては油はねが心配な問題ですよね。
特に、梅干しを揚げ物と一緒に調理することで油はねが減ればいいですが実際のところ如何なんでしょう?
この記事では、揚げ物に梅干しを入れるとなぜ油がはねない!?や揚げ油の酸化や劣化は防げない時の後処理は!について紹介してます。
揚げ物に梅干しを入れるとなぜ油がはねない!?
揚げ物料理中に梅干しを入れると梅干しに含まれるクエン酸が、揚げ物の油と反応して油の温度を下げる働きがあるそうですが事実はどうなんでしょう?
油の温度が下がると、飛び散る油の量が減り、油はねのリスクが低減されるようですが確固とした事実はないようです。
梅干しを入れて揚げ物をするだけで油はねが完全に防止できるという考えもあるますが、個人によるところも多い気がします。
実際、揚げ物中に梅干しを入れてみても、はっきりとした油はねが止まったとは感じませんでした。若干、油の勢いが弱くなたように見えて温度が下がったとしても、それはそれで完全に揚がらなければ意味ないですからね。
上手く揚げ物が料理できる人はイイですが、
口コミなどの個人の経験や感想はあくまで主観的なもので、個人の体験に依ります。
梅干しを使うことで、一部では、油はねが少なくなると感じるかもしれませんが、それは他の要因によるものかもしれません。
ところで、揚げ物の油はねを防止するためには、以下のような方法が役立ちます。
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食材をしっかりと水気を拭く
揚げる前に食材の水気をきちんと拭き取りましょう。水分が少ないほど油はねのリスクが減ります。
特に、衣をつける前に食材の表面の水分を取り除くことは重要です。
小麦粉を使った衣をつける
食材に小麦粉をまぶしてから衣をつけると、揚げた後の食材の表面がサクサクに仕上がります。
また、小麦粉が油の跳ねを抑えるバリアとなってくれるので、油はねのリスクが減るのです。
油の温度を適切に調整する
油の温度が高すぎると油はねが発生しやすくなります。
油温は揚げ物に適した温度に保つように心掛けましょう。
温度計を使って油の温度をチェックすると安心です。
大きめのフライパンを使う
フライパンの大きさは食材の量に対して適切なものを選びます。
フライパンが小さいと油があふれやすくなり、油はねのリスクが高まります。
余裕を持った大きめのフライパンを使うことで、安全に揚げ物を楽しめます。
油はねを防ぐには、食材の水気をしっかりと拭き取り、適切な油温を保ち、大きめのフライパンを使うなどの対策を講じることで、油はねを減らすことができます。
梅干しは美味しい調味料で、料理に独特の風味を与えることができますが、油はね防止の目的だけで使うのはどうかなと思います。
梅干しを入れて、結果的に油はねしないでやれるならそれに越したことはないです。上手くできないなら、面倒ですが上記の方法で対策したほうがイイですね。
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揚げ油の酸化や劣化は防げない時の後処理は
梅干しを使うと油が酸化されにくく蘇り悪くならない?
梅干しを揚げ物に使う際に、梅干しの特性によって油が酸化されにくくなるという体験は、一般的によくあることです。例えば、梅干しの特性が揚げ物に与える影響として一般的な考えをいくつか紹介します。
梅干しを油の中に入れることで、以下のような効果が期待されるところです。
抗酸化作用
梅干しにはポリフェノールやビタミンCなどの抗酸化成分が含まれています。揚げ物は高温で調理されるため、油が酸化しやすくなりますが、梅干しの抗酸化作用によって油の酸化が抑えられると言われることがあります。
抗酸化成分は、酸化ストレスによって引き起こされる活性酸素を中和し、細胞や組織を保護する効果があるとされています。
揚げ物は高温で調理されるため、油が酸化しやすくなることが知られていますが、梅干しの抗酸化作用によって油の酸化が抑えられる考えです。
殺菌効果
梅干しには抗菌作用があるとされており、それが揚げ物の油の中の微生物の成長を抑える効果があるかもしれません。これにより、油が腐敗しにくくなるという点。
でも、梅干しの抗菌効果が油の中でどれだけ持続するかについては科学的な根拠は乏しいため、個人の経験や主観であることも受け止めておくのも大事かなと思います。
香りや風味の付加
梅干しの塩味や酸味が揚げ物に特有の油っぽい味を和らげることで、揚げ物がより美味しく感じられるという考えもあります。
梅干しと油の酸化に関するポイント
一部の主婦や料理愛好家は、梅干しを入れることで、油が酸化しにくくなり、何度か揚げ物に使えると体験しているようです。
例えば、梅干しを入れた揚げ物を揚げた後に、油をこして保存し、次回以降に再利用する。他にも、新鮮な油に梅干しを数日間漬け込んでおくと、揚げ物の風味が改善され、油の劣化が遅れると感じる人もいます。
そうだとしても、注意点として次の事に気を付ける必要があるかもしれませんね。
個人差がある
梅干しの効果には個人差があります。一部の人々には酸化しにくくなる効果が感じられるかもしれませんが、全ての人に当てはまる根拠がありません。
油の使い回し
梅干しを入れた油でも、長時間使用したり高温で繰り返し加熱することで、油の品質が劣化します。
健康的な料理としては、ある程度新鮮な油を使い、揚げた後は適切に処理することが重要ですね。梅干しを入れても、油の酸化や劣化を完全に防ぐことは難しいです。
まとめ
梅干しを揚げ物の油の中に入れることで油はねしないことや酸化が完全に防げるかは科学的に確証されていません。
だから、個々の判断に委ねられる部分があります。
油の使い回しは適度に行い、食品の品質と健康面を考えて料理を楽しむことですね。
また、梅干しを入れることで一部の抗酸化作用が期待されるかもしれませんが、それでも完全に油の酸化を防ぐことは難しいと言えます。
結局のところ、新鮮な油を使い、適切な取り扱いを心掛けることが大事です。
美味しくて安全な料理を楽しみたいところです。