人は加齢とともに腸内細菌の構成が変化する
ということを聞いたことがありませんか?
離乳して成人になる若い時期にはビフィズス菌の
割合が20%近くあると言われています。
それが高齢期に差しかかるとビフィズス菌が減っ
てしまい悪玉菌が増えていくようになります。
悪玉菌は腸内の腐敗をもたらし
さまざまな病気の原因になったりもします。
それじゃ、悪玉菌を増やさないようにするのに
どうすればいいということですが...。
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腸をきれいにする方法、悪玉菌を減らす方法は?
大半の悪玉菌は
酸を嫌がる傾向にあります。
そこで乳酸を作るビフィズス菌に代表される
善玉菌をふやせば良いということになります。
つまり腸内環境を酸性の方向にもっていけば、
悪玉菌が嫌がって繁殖が起こらないので、善玉菌が増える。
悪玉菌を減らす方法についてはコチラに別の記事でまとめています。
結局、腸内環境が良くなるということですね。
便秘になると腸内に便がたまってなかなか
出にくくなりそこに滞留してしまいます。
そうすると腸内に悪玉菌が増えだし
毒ガスも発生したりして体によくありません。
だから腸をきれいにする方法には、
常日頃、食事で善玉菌を増やす食事が大切です。
善玉菌が増えて、腸がきれいになれば、
代謝も活発になり血液もきれいなって
血流もよくなるので肌環境も良くなりますね。
腸がきれいになる善玉菌を増やす食べ物
オリゴ糖や食物繊維を餌にしている善玉菌の繁殖には、
ブロッコリー、ほうれん草、小松菜、ニンジンなどの色の
濃い緑黄色野菜や大根、ゴボウなどの根菜類も良く取るようにしましょう。
それに果物もいいですね。
善玉菌が増える環境を作ることをプレバイオティクスと呼びます。
食物繊維を多く含むものを
毎日の食事として意識して、便秘にもいいので努めて取りましょう。
発酵食品を多く取ることで、善玉菌を増やす
様々な発酵食品には、体に有効な微生物がたくさんいます。
中でもビフィズス菌が有名です。
ヨーグルトを常食するとビフィズス菌が増えること
が知られてますが、直接取り入れて補うことをプロバイオティクスと言います。
ヨーグルトの商品にも書いてあったりするので、
見聞きしたことが有るかもしれませんね。
テレビでも放映されてましたが、
人それぞれ腸内細菌の量や種類が違います。
市販のヨーグルトに関しては2週間ぐらい1種類を常食して
みて、自分に合ったものを見つけて食べるのが良いでしょう。