今でも、残業代ありきの生活で、残業しないと暮らせない人が多いみたいですね。
国の残業規制やコロナでの時間短縮で、残業時間が減らされるので残業しないと稼げないなら死活問題。
今後の国の方向性や他の働いている人は、どのように考えたり生活しているのか気になるところです。
そこで今回は、残業しないと暮らせない給料になってしまったのは?そして、残業代ありきの生活を辞めたいなら副業・兼業も考える、残業しないと稼げないなら転職をする?について紹介します!
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残業しないと暮らせない給料になってしまったのは?
残業しないと暮らせないというのは、分かり切ったことですが、基本給が少ないということ。
残業代は他の手当と比べても、毎月安定して支給されるものではないです。
今までそれなりに会社の業績が安定していて、何となく支給されていたものだから、毎月それぐらい給料が入ると錯覚しがち。
だからなんとなく、このまま今後も生活していけると思ってしまうんですよね。
とにかく、毎月の給料でも基本給が少なければ、残業代なしの水準で生活していかなければならないからしんどくなってくる。
1日8時間を超えたり週40時間を超えると、通常の時間単価の1.25倍の割増賃金が付きます。
残業時間が増えればその率で計算されるし、それが追加されて給料が支払われるので、多くもらっていると感じてしまうのですね。
ところが、コロナ禍で緊急事態宣言等で休業要請や労働時間の短縮があって、残業時間どころか通常の所定労働時間(普通にその会社で働く時間)も減らされる場合もあるようです。
それに、コロナでテレワークがいくらか浸透していったことや、国の働き方改革の残業規制が始まったこともあります。
ますます、会社で平然と残業して稼ごうと言う環境が遠ざかっている流れになってきてます。
以前より残業が少なくなる見通しで、その会社で働いていくとなると、家計費に占める固定費の割合を見直さないといけないかもしれません。
もし、残業時間が減らされて時間に余裕ができるのなら、副業・兼業を考えるのも方法の1つです。
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残業代ありきの生活を辞めたいなら副業・兼業も考える
以前であれば、副業を認めないか、やむなく許可制にしている会社が大半でした。
でも、働き方改革が始まって残業時間をますます減らす方向にシフトしています。
厚労省のモデル就業規則の副業の条文を見ると、勤務時間外に他の会社等の業務ができる内容が書かれています。
積極的な肯定ではないかもしれませんが、基本的には勤務時間外は働く人の自由な考えでどうぞと言う姿勢が伺えます。
会社の労働時間を減らす代わりに、副業や兼業によって、不足分を補う形でも仕方のないという考えかもしれません。
ただ、今の会社の労働提供に支障あるとか情報漏えい等の問題など、こまめに管理していくようになるので面倒。
さらに、副業・兼業(他の会社で雇用されて働く)の場合、労働時間の通算で残業時間の管理の点で、他の会社の労働条件を報告等、手続が面倒になる事が予想されます。
いずれにしても、残業代が減らされるなら副業・兼業も、今のうちから考えておいた方が賢明です。
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残業しないと稼げないなら転職をする?
残業でしか稼げない仕事についているなら、転職を考えるのも悪くありません。
残業規制で会社の残業時間のチェックがいっそう厳しくなる時代。
そのような時代で、基本給が満足にもらえないようであれば、生活が成り立ちません。
今までの経験や実績が生かせる業種、仕事内容か、そうでなくても、基本給の相場が相当の会社を日頃からチェックするのもいいかもしれません。
ハローワークインターネットサービスでマイページを開設したり、転職サービスの求人内容を調べたりするのもイイですね。
その時、基本給が相場と比べてどうなのか?
もよりのハローワークには、中途採用時賃金情報(職業別・産業別)の資料があります。
年齢別の残業代を除いた賃金相場が載ってます。
それを持ち帰って、求人チェックに参考にすると便利。
何よりも、残業なしで、ある程度生活できるメドが立つからです。
右肩上がりの成長時代は、働けば働くほど売り上げも伸びやすい時代でした。
今後は、現状維持か低成長になっていくとすれば、残業代なしでも、基本給やいくらかの手当でそこそこ生活できることが大事。
残業手当や生活残業が期待できなくなる厳しい時代の到来ですから。
まとめ
働き方改革で残業規制が進み、またコロナ禍の中で、ますます会社に居残って残業できる期待が望めなくなりつつある時代。
今までは、残業代ありきの生活でもなんとなくやっていけましたが、今後は厳しくなりつつあります。
残業しないと暮らせないという考え方を変えて、副業・兼業、または転職など考えていく方向。
忙しく毎日が過ぎ去っていきますが、面倒でも何とか行動して環境を変えていかないと、何も変わらないですからね。
最後までお読みいただきありがとうございました。