定時に帰れることが少なく残業が続いて、仕事が体力的にしんどいと感じている人も多いところです。
残業時間の規制が始まりましたが、会社によっては残業が減らず、体力がもたない場合もあります。
もともと、自分が残業できない体力と自覚している人なら尚更です。
そこで今回は、残業できない体力で仕事がもたないから限界なのか!?や、残業で体力がないと考えられる時間の目安は、残業する体力がないので仕事で疲れやすい時の対処は?について紹介します!
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残業できない体力で仕事がもたないから限界なのか
もし、自分が残業できない体力で仕事がしんどいと感じているなら、どのくらいの残業時間を普段しているのかチェックしてみるとイイですね。
働き方改革の残業規制により、残業縮減の方向に進んでいくと思われます。
それでも、業種や会社規模によっては毎日2~3時間の残業をする会社もまだまだあるようです。
終了時間の定時に帰る日がないと、気持ちの切り替えや休息が十分とれず、1日の疲れが取れずに、次の日の出社を迎えるわけです。
それが長く続くとうつ病や健康障害が生じやすくなります。
だから、国としても勤務インターバル(終業時間から次の日の始業時間までの休息時間を一定時間確保する)を勧めています。
理想は11時間ほどあればと言われてますが、まだまだ一般的に普及するのは先かもしれません。
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残業で体力がないと考えられる時間の目安は
完全週休二日制の場合、1月あたり21~22日が通常の稼働日。
なので、今回の残業規制でも、1日の残業が2時間程度であれば月45時間以内に収まるので、この程度の残業であれば許容できる範囲。
9時~18時の所定労働時間なら、20時まで残業はまあまあ認めると言うところでしょう。
そのくらいの残業時間であれば、個人差はありますが世間的というか一般的にやってやれないことはない範囲とも言えます。
以前の仕事の価値観では、この程度の残業時間は当たり前で、場合によっては1日4時間くらいでも想定の範囲内とすることも多かったんじゃないでしょうか...。
他にも残業時間の多寡は職種や仕事内容にもよるかもしれません。
残業時間で体力が限界になるのはどの程度の時間!?
ところで、今回の残業規制の問題で大きく変わったのは、罰則付きの厳しいチェックが入るようになったことです。
具体的には、1日4時間残業をすると、月に80時間程度の残業をすることになります。
この場合、監督署からチェックが入りやすくなります。
それに、残業時間が80時間越えが常態化すると、健康障害を引き起こしやすくなり、最悪、労災認定をもらう可能性も生じてきます。
だいたい、残業時間が月に45時間を超えるにしたがって、ますます働いている人の体の調子が悪くなると認識しているようですからね。
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残業する体力がないので仕事で疲れやすい時の対処は
今の仕事が自分のキャパシティをこえているか?会社と相談してみるのもイイですね。
1日どの程度の仕事量、タスクを任されていて、どのくらい時間をかけているか?それらは、普通は所定労働時間に終えることができるか?などです。
そして、残業するのに体力的にどうしてもしんどいなら、他の部署の異動願いを申しでるのも方法の1つ。
それでも、解決しないのであれば転職も考えてみる。
その場合、求人票や面接時に、所定時間外労働の有無や残業時間の目安を確認してみることです。
今の職場より負荷のかからない仕事を見つけられるかもしれません。
残業規制で仕事が終わらないと言うけど
現在は、月に残業時間が45時間を超えていいのが、年間で6カ月までです。
それも罰則付きとなりましたから、会社としても、きちんと個々人の残業時間の把握と管理をしなければならなくなりました。
だから、通常であれば、平均して月に働く日数にもよりますが、1日2時間くらいが妥当ということになります。
今後はそれ以上働くと、多めの残業と見なされるようになってくると想定されます。
現状は、会社によってはまだそのように認識しているところは多くないかもしれません。
職場であまりにも残業削減の意識が薄いところでは、今後安心して働くような職場でないかもしれませんね。
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まとめ
実際にその会社で働いてみないと、自分の体力や能力や居心地など分からないものです。
今の会社で残業が負担になるなら、36協定書や労働契約書でどの程度の残業を見込んでいるのか?確認してみるべき。
そして残業を減らしたり、改善できるかどうか相談できればいいですね。
転職を考えているなら、残業できない体力を前提に、求人票や面接で残業の程度を把握しておくことがよさそうです。
それでは、最後までご覧いただきありがとうございました!