試用期間中の仕事が自分に合ってないなら、早めに退職して次の仕事を見つけたいと思うものです。
でも、世間一般では早期退職を繰り返すのは悪いイメージ。
転職を繰り返した結果上手くいけばいいけど、そうでなければ、今後の就職が不安になってきます。
今回は、試用期間でも退職を繰り返すと人生が終わりか!?メリットとデメリットやミスマッチを防ぐため転職を繰り返した結果や心配事は、について参考にしてもらえればと思います。
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試用期間でも退職を繰り返すと人生が終わりか!?メリットとデメリット
試用期間と言うのは、会社と働く人とのお互いのお試し期間でもあります。
だから、仕事の内容が自分に合ってない、職場の雰囲気が馴染めないから、辞めてしまいたい気持ちになりますね。
試用期間の退職メリット
もし、仕事が自分に合ってないと感じたなら、退職を申出しやすいのも試用期間です。
やっぱり、労働契約書の内容や面接だけでは、仕事内容や職場環境が分かりません。
実際働いてみて、感触をつかんでみないと、その会社で長く働けるか分かりませんからね。
試用期間であれば、正当な理由を話せば分かってくれやすいし、その後の転職活動に早く切り替えることができます。
試用期間の退職デメリット
でも試用期間に退職を繰り返すと、その後の人生にマイナスに作用することもあります。
その後就職する場合、会社の面接や履歴書等ですぐやめてしまうのではないかという印象を持たれやすい。
忍耐がないだろうから、採用しない場合が多くなることが予想されます。
これは当然考えられることだし、自分や身近な人の転職状況をふり返ってみても、そう思います。
別に、仕事を選ばなければ仕事はあると言っても、ミスマッチがある会社に無理やり勤めても、続くものではありません。
かえって、仕事のストレスから、うつ病や体調を壊してしまったら元も子もないです。
転職が少なく、一つの会社で長く勤務している人の方が、就職が有利になる傾向は仕方がないことかもしれません。
ジョブ型雇用が一般的な外国と違って、ジョブローテーションが主流の日本社会。
何か専門的なスキルがあって、ある程度の実務を積み重ねていないと、仕事に就くのに苦労してしまいますからね。
短期離職を繰り返すと人生が終わりになりやすい!?
終身雇用や年功序列制度の影響が少なくなったとはいえ、特に日本の場合は、まだまだ1つの会社に長く勤めるのが良いイメージになり易いです。
最初の就社が上手くいった場合、賃金の多寡はあるにせよ、ある程度安定した生活を送れます。
2度目、3度目と試用期間退職でも、早期退職を繰り返した場合、その後の人生が不利になってしまう傾向はあるのではないでしょうか。
不毛の期間にある程度、自分の専門やスキルを磨いてないと、就職の度に手間がかかるだけで、無駄な時間を消費してしまうことになります。
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ミスマッチを防ぐため転職を繰り返した結果や心配事は
短期で仕事をやめて離職を繰り返してしまう。
我慢できないものはやる気がでないし、どうしても続けることはできないもの。
仕事を辞めて一時的に気持ちをリセット出来ても、遠からずこれからどうやっていこう
かと再び悩み始めるものです...。
雇用保険、失業手当が受給しにくくなる
転職を繰り返すたびに、失業給付をもらいたいところですが、早期退職を繰り返すと雇用保険の受給資格が得られないことになります。
(通常、離職前の2年間に、雇用保険の被保険者期間が12カ月以上必要です。)
また、自己都合退職だと、失業給付の手続をしてもすぐにもらえるわけでなく、2~3か月は支給されません。
この間の生活を切り詰めないと大変です。
社会保険の切り替え手続の手間が大変になる
試用期間中でも社会保険の被保険者である場合、厚生年金から国民年金への切り替えや健康保険の手続も面倒です。
会社員であれば、給料から天引きでしたが、失業の場合、自分で保険料を支払うことになります。
何もしてないと、知らぬ間に支払いの督促状がきて、差押の内容の書面が入っていてびっくりしたことがあります。
健康保険にしても、会社員だと保険料が折半でしたが、健康保険を継続する場合2倍の保険料を支払うことに...。
これも手痛い出費になるなど、離職からその後の転職までの保険の手続や生活費用を事前に計画しておくことが大事です。
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まとめ
このように、試用期間退職を繰り返すしたり、転職を繰り返した結果は、自分のスキルの成熟度合いや運に左右されることがままあります。
早期退職を繰り返すことで、自分にマッチした仕事や会社に運よく採用されたら喜びです。
その後の人生を上手く歩める人もいるし、そうでない人もいる。
それに、離職後の社会保険の手続や住民税の支払いなど、思わぬ出費も重なります。
試用期間退職を繰り返すと、なかなか貯金もできず苦労もします。
前もって、離職後から再就職までの資金面の計画を立てておくことも必要ですね。
それでは、ご覧いただきありがとうございました!