職場の人と会社以外の場所で出くわして、別人でキャラが全然違うんじゃないかと思うことがありました。職場では何となく相性が合うと思っても、仕事とプライベートでは性格が違いすぎる面を感じて嫌になる事も。
まあストレスをためないためにも、仕事とプライベートを切り離すことも大事ですが、それが普通なのか!?．．．と寂しくもあります。
そこで今回は、仕事とプライベートでは性格が違う別人はアリ!?態度が違いすぎるキャラでいい!?、 仕事とプライベートを分ける人のほうが都合がいい!?について紹介します！
仕事とプライベートでは性格が違う別人はアリ!?態度が違いすぎるキャラでいい!?
職場での自分や周りに対する印象と、プライベートで見せる態度が違う人も意外といるものです。ただ、職場で仲良くしていると思っている人が、たまたまプライベートで見せた自分に対する反応が、別人のようだと悲しくなりますね。
自分はホントは嫌われているのかと．．．。
たまたま、職場の同僚に会ったタイミングが悪かったのかもしれませんが、職場での印象が絶対と言うわけではありません。本来、職場は仕事をして生活の糧を稼ぐところだから、職場ではその人なりにテンションを上げて会社の業績、生産性向上に貢献しなければいけません。
それに、職場の雰囲気をよくしていかなければならないですしね．．．。
そんなこんなで、その人なりに仕事とプライベートで、別人になり切っているということも考えられます。人それぞれ忙しいから、いつも周りにいい顔している訳にもいかないのが現実。だから、プライベートで同僚の態度がそっけないからと言って、自分が嫌われているわけでもないです。人それぞれ、キャラや生い立ち、バックグランドが違うし、一々気にしていたんじゃ、身が持ちません。
仕事をプライベートを、自分のキャラに合わせて上手く調整するのが、負担がなく上手くいくのではないでしょうか．．．。
仕事とプライベートで性格が違うのは普通のこと？
「職場では真面目でしっかり者なのに、プライベートでは別人みたいにおちゃめ」という人、意外と多いですよね。逆に「家では静かで内向的なのに、仕事になるとリーダーシップを発揮する」という人もいます。こうしたギャップは決して不思議なことではなく、むしろ自然なことです。
人は誰しも、状況や相手に合わせて自分の「見せ方」を調整しています。これを心理学では「役割適応」や「社会的ペルソナ」と呼びます。つまり、仕事とプライベートで性格が違うのは「自分を守りながら社会に適応している証拠」とも言えます。
仕事とプライベートで性格が変わる理由
オンとオフの切り替え
多くの人が「仕事モード」と「プライベートモード」を無意識に切り替えています。仕事中は、成果や責任が求められるため「集中力」「論理性」「冷静さ」といった特性が前に出やすくなります。普段は冗談好きな人でも、会議や商談の場では真顔で淡々と話す姿に「別人みたい」と言われることもあるでしょう。
逆に、家に帰った途端に気が抜けて「だらしない」「子どもっぽい」一面が出る人もいます。これは悪いことではなく、人間の心が自然に行っている調整機能です。むしろオンとオフを切り替えられる人の方が、長期的に見るとメンタルが安定している傾向にあります。
環境や人間関係の違い
職場と家庭、友人関係では「自分の役割」が大きく違います。たとえば、会社では上司や部下の手前「冷静な管理役」を演じていても、家に帰れば子どもにとっては「優しい親」、友人にとっては「面白いムードメーカー」だったりします。
人間関係は相手によって自然に変わるため、「職場での自分」と「家庭での自分」が一致しないのは当たり前なのです。実際、「同じ人なのに、グループが変わると雰囲気が違う」と言われる人は少なくありません。それは「演じている」というよりも、「環境に適応している」結果だと考えると気持ちが楽になります。
自己防衛本能
誰でも「傷つきたくない」「失敗したくない」という気持ちがあります。職場は競争や評価がつきものの環境なので、自然と弱みを見せないように「鎧を着る」ような心理が働きます。
例えば、本当は人見知りだけれど、営業職なので笑顔や会話を意識している人もいるでしょう。逆に、家では安心できるので一切しゃべらず静かに過ごす、という人もいます。こうした二面性は「演技」ではなく、「心を守る仕組み」です。
性格のギャップに疲れると感じるとき
「職場とプライベートでキャラが違いすぎて疲れる」という声はよく聞きます。特に真面目な人ほど「本当の自分を隠しているのでは？」と罪悪感を抱きやすい傾向があります。
例えば、仕事では冗談を言わないのに、家では明るく冗談を連発している人は「職場で笑ってはいけない」と無意識に自分を縛っているかもしれません。逆に、普段は静かな性格なのに、仕事では人前でプレゼンをしたり部下をまとめたりする必要がある人は、「普段の自分ではないキャラ」を長時間演じるため疲れやすい。
こうした疲れは「二面性が悪い」から起こるのではなく、「切り替えにエネルギーを使っている」から起こります。ですから、疲れてしまうときは「無理なキャラ作り」をしていないかを振り返ることが大切です。
二面性がある人のメリットとデメリット
メリット
二面性を持つことは決してネガティブではありません。むしろ、状況に応じて自分を柔軟に変えられるのは大きな強みです。
状況対応力がある：相手や場面に合わせて自分をコントロールできる
信頼を得やすい：職場では真面目さを見せつつ、プライベートでは親しみやすさを発揮できる
ストレスの分散：家庭や趣味でリセットできるので、仕事での疲れを持ち越しにくい
このように「二面性＝器用さ」と捉えると、自信につながります。
デメリット
一方で、デメリットも存在します。
周囲から「二重人格？」と思われ、誤解を受けやすい
自分自身が「本当の自分ってどれ？」と迷い、自信を失うことがある
長期間、無理にキャラを演じ続けるとストレスで心身に影響が出る
特に真面目な人ほど「演じている自分＝偽物」と考えてしまいがちです。しかし実際は「全部が本当の自分」。TPOに合わせて表現を変えているだけです。
切り替え上手になるためのヒント
自分のパターンを知る
まず大切なのは「自分はどんな場面で性格が変わるのか」を把握すること。紙やスマホに「職場の自分」「友達といる自分」「家族といる自分」の特徴を書き出すと、自分の傾向が整理できます。客観視することで「これは演じているのではなく、役割を果たしているだけ」と理解でき、気持ちが楽になります。
小さなリラックスタイムを作る
極端な切り替えに疲れてしまうときは、日常の中で「プチ解放時間」を入れるのがおすすめです。例えば、仕事中に5分だけ好きな音楽を聴く、休憩中に外の空気を吸う、夜寝る前にアロマや読書で心を整える。こうした小さな工夫で「無理に別人を演じている感覚」を減らせます。
信頼できる人に素の自分を見せる
常に鎧を着ていると、心が休まりません。職場でも信頼できる同僚や先輩に少しずつ「素の部分」を出すと、演じている感覚が和らぎます。例えば「実は人見知りなんです」と軽く打ち明けるだけでも、相手が理解を示してくれることがあります。小さな一歩が、自分らしさを守る大きな力になります。
仕事とプライベートは割り切ることができる!?
会社とプライベートを完全に分けることもできる人もいるのでしょうが、人によって個人差があるし、切り替えができる人は楽でしょう。集団の中で、盛り上がってコミニケーションできる人はいいですが、そうない人は無理です。
一見、職場で上手く快活に立ち回っている人の方が魅力的に見えるものですが、全部を見ているわけではない。１日全開と言うわけにはいきませんし、力入れたり抜いたりしないと、体に支障をきたしますからね。
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仕事とプライベートを分ける人のほうが都合がいい!?
会社で働くとなると、職場の雰囲気を良好に保つことが大事だから、仕事とプライベートを分ける別キャラで振る舞う面がでてきます。他人に自分を良く見せたいとか、人から嫌われたくないと言う思いが強いもの。
職場の人間関係は良くしたいものだから、本来の自分の性格とはかけ離れた別人になれる人もいます。傍から見れば、そのような人は器用で羨ましいと感じることもあるかもしれません。でも、仕事とプライベートのキャラを使い分けることを、ずっと続けるのは無理があります。人それぞれ性格やバックグランドが違う。
自分の性に合ってない別人に、急になり切るのは大変なエネルギーを必要とします。しだいに疲れてきて、余計なことにエネルギーを浪費して、肝心の仕事の効率を失う結果になる可能性も。仕事とプライベートを切り離すにしても、後々疲れが残らない程度にしておくことが賢明ではないでしょうか。
会社にはいろいろな価値観を持った人が集まって仕事をします。他の人から見放されるのが怖いから、ついついいい人を演じてしまいがち。特に真面目な人ほど、その傾向が強くなりますね。
パワハラやいじめと感じたなら相談する!?
職場によっては、仕事と同様人間関係の親密さを求められるケースもありますね。
定時で帰りにくく、付き合い残業になることや、休日に付き合わされることも意外とありました。付き合いが悪いと、何となく職場内でつまはじきになったり、パワハラを受けているんじゃないかと感じることさえあります。
だから、割とこのようなケースは少なくないと思います。
職場でのパワハラ防止対策が事業主に義務付けされる
２０２０年の４月から中小企業でもパワハラに対して、雇用管理上の必要な措置が義務化されました。
パワハラやいじめで就業環境が害されて、仕事のやる気がしなくなります。今後、その会社で安心して働いていけるのか不安になるので大きな問題。あからさまないじめでなくても、無言の目立たないいじめも増えているようです。
相談窓口が義務付けされましたが、おそらく人事部や総務部などが引き受けるようになるのだろうと考えられます。心当たりがあるなら、相談してみるのも一方。
それでも拉致が明かないなら、都道府県労働局にある総合労働相談コーナーに相談してみるのもいいです。話してみることで、心の中のモヤモヤがスッキリして解決方法が見つかるかもしれません。
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まとめ
仕事とプライベートで態度が違うことは、程度の差こそあれだれにもあり得ます。会社は仕事をするモードで、キャラが別人と割り切っている人も。
ただ、あまりにも会社とプライベートを完全に分けることで、パワハラやいじめに遭うケースも予想されます。最近では、コロナの影響でリモートワークも導入されるケースが増えてきているようですから。
リモート環境で、コミニケーションの意思疎通が上手く行かないので、ストレスが溜まって問題になる事も。大ごとにならないように、上手く切り替えてやっていきたいものです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
