契約社員は正社員から下に見られて都合よく使われる、こき使われてデメリットしかないという意見があります。
一方で正社員にしても、ここ30年世界に比べて平均賃金が上がらないし、生活が良くならないと言うのも本音。
一時期、全体的な格差がなくなれば豊かになると、正社員をなくすべき議論も盛んに行なわれてました。
果たして、格差是正のため一律に平等にしたほうが豊かになるのか気になります。
そこで今回は、契約社員は都合よく使われるけどデメリットしかないのか、そして正社員はなくすべきか、多様な働き方があっていい!?について紹介してます。
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契約社員は都合よく使われるけどデメリットしかないのか
契約社員だと正社員と違い、仕事の難易度や責任の程度、配転の有無に制限があるのが普通のイメージです。
それなのに、正社員の負担を軽くするために都合よく使われてしまうことが度々あり、日々不満が溜まってしまう、やりきれない気持ちになりますね。
2021年4月から中小企業でも同一労働同一賃金制度が始まりました。
契約社員だから、たとえ仕事内容が同じ、あるいはそれ以上の仕事をしていても給料が少なくてもいいということは許されなくなったことはいいことです。
仕事の内容や責任の程度、配転の有無など、正社員と比べてみて、待遇が決まるようになったので良くはなりましたけど...。
客観的な視点は必要ですが、正社員と同じ仕事や責任を持たされているのに、あまりにも給与等の待遇がかけ離れているようじゃ、やってられませんね...。
この制度が健全に保たれるとすれば、契約社員でも都合よく使われる不満を解消できるのではないかと思います。
何よりもその会社で働いている人のモチベーションが下がるようでは、労働生産性も上がりようがないですから。
有期の雇用から無期雇用に契約申込できる(改正労働契約法)
契約社員やパートの人でも、その会社で長く安定的に働きたいと考えている人もいると思います。
そこで、有期契約を5年を超えて更新した場合、無期雇用に転換できることになりました。
これで不意に契約を切られることがなくなったので、今後も安心して働けるようになったのではないでしょうか。
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正社員はなくすべきか、多様な働き方があっていい!?
以前であれば、正社員として働くのが当たり前のような時代でしたが、今は働き方の多様化が叫ばれる時代。
その人の状況や趣向にあった働き方が求めれれる時代。
正社員をなくすべきと言うよりは、個人個人で働き方を模索して、その人の性に合った働き方で生産性を高める状況になっているのかもしれません。
正社員のメリットを感じる
社員をやめさせるには、それ相応の相当な理由がなければ辞めさせることができないことになってます。
諸外国と比べて簡単にクビを切れない。
売り上げが上がらないとか会社の経営がままならないと言うので、多数の人員を整理解雇するにも、その必要性や回避努力をしているのか等、いろいろ条件があるので面倒なことがあります。
真面目に働いている限りクビにはならない。
同一労働同一賃金制度もはじまりましたが、契約社員やパートなどの非正規と比べてどの程度格差が縮むのか!?はっきりとは分かりません。
ボーナスや退職金、休職制度、社会保険や福利厚生がしっかりしていることもあります。
会社勤めが苦にならない人にとっては、安定して収入が得られるのがメリット。
会社が新たに正社員を募集する場合、すでに働いている有期の契約社員やパート社員にも周知して、正社員に転換する措置が義務付けされてます。
その会社の仕事が好きで、自分の性に合っているなら、無期雇用の申込制度や正社員に転換する制度を利用するのもいいとですね。
契約社員として働きながら強みを磨く
契約社員、あるいは派遣社員は期間限定で専門的な仕事をする、高収入で自由な働き方ができるイメージもありました。
今は、正社員と違い簡単に解雇できる、気軽な調整弁として機能している面がありますが。
正社員なれない、あるいはその前段階としてやむなく契約社員として頑張っている人もいます。
一方で、他に自分がしたい仕事や生活スタイルがあるので、あくまでも生活の糧の1つとして選択する人も多いと思います。
高年齢者雇用安定法の改正で、国は70歳までの就業を確保できるようにしています。
今は60歳の定年が普通ですが、よほど裕福でない限り定年後の老後も働かざるとえないのが正直なところ。
それを見据えて、正社員として働くのでなく、自分独自のやりたいこと、興味あることの起業、資格取得、スモールビジネス等早目に準備しておく。
働き方も多様な価値観の中で変化していくのではないでしょうか。
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まとめ
終身雇用制や年功序列制が徐々に失われていく中、会社が働く人の生活を保障するのができなくなってきました。
以前であれば、会社に身を置いて懸命に働くことで、老後の生活もある程度目途が立ちました。
でも、今後は自分でキャリア形成を図りながら、どのようにステップアップしていくのか自分でグランドデザインしたいかないと、不安でしかたがないというところがありますね。
最後までご覧いただきありがとうございました!