手取り30万というとすごいと思う反面、きつい生活レベルだと感じる人もいるようです。
でも現状は手取り30万でさらにボーナスありであれば、そこそこ満足のいく生活レベルだと思うんです。
この記事では、手取り30万は難しいしすごい!手取り30万できつい暮らしを改善したい
について紹介してます。
参考にして下さい!
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手取り30万は難しいしすごい!できたら欲しい生活レベル
手取り30万というと一つの目標レベル、普通に早くたどり着きたい目安ということになりますが、なかなか難しいレベルです。
手取り30万はどのような割合になっている?
手取り30万は、税込の金額から社会保険や税金等が引かれた後の額。
給料の約15%が厚生年金や健康保険料として引かれます。
さらに住民税や所得税が引かれるわけですから、おおよそ税込で35~40万円位の給料をもらっているということになります。
年収だと450万円前後、それに賞与が年間どのくらい支払われるか?によって変わってきます。
大企業でなく中小企業であれば賞与の支払いも多くが見込めないのが一般的。
あるアンケートによると、中小企業(50人以下)では年間のボーナスを最低2か月をあらかじめ見込んで、月給を決めている会社の割合が多いということでした。
このことは、賞与も最低限は払うけども、その代わり月給のレベルも低い割合に落ち着くということです。
だから、職務レベルやスキルが高く人材の代わりがいない仕事でないと、手取り30万を稼ぐのはなかなか難しいしすごいという基準になると考えられます。
手取り30万でもきつい?
手取り30万でもきついと感じるのか、それとも欲しい生活レベルと考えるかは、その人の置かれた生活環境やお金の使い方しだいでしょうか。
実家での生活、一人暮らし、夫婦2人、こどもがいるケース、生活している地域等によって実感が違います。
今のコロナ禍で雇用調整助成金がたびたび支給延長されるなど、緊迫した経済情勢の中で、手取り30万を確保していくというのは、なかなか難し面もあると思われます。
会社も存続していかなければならないし、会社員の社会保険料の半分を負担している。
他に通勤手当の支給や退職金の引き当てもしているとなると、会社の経営も厳しいし、従業員の昇給もままならないということですね。
手取り30万できつい暮らしを改善したい
だったら、手取り30万に到達するにはどうすればいいのか?ということになります。
現在の仕事や会社で地道に長く勤められるようであれば、昇給や昇格、上級ポストを狙うということ。
そして、自社の評価制度や就業規則がどうなっているのか?調べてみることも大事。
でないと、どのようなことで評価されるのか客観的に分からないし、会社でどんな行動をとれば良いのか判断がつかないからです。
だからそこの見極めをして、その結果、自分にとって将来の展望、見込みが立たないのであれば転職もアリです。
転職エージェントに登録して見て、自分にどのような引き合いがあるのか確認してみるのもいい方法です。
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働き方改革、残業規制の問題
現在、国が働き方改革を推し進めている中、残業規制の問題もあります。
会社に残業を少なくして生産性を上げることを要請しているからです。
今後、残業代の見込みが少なくなり、その代わり副業兼業を認める方向になってます。
副業をやる場合にも、本業との残業通算の問題もありますから、そこをどう上手く調整するか?
これから、副業を考えている人は規制に引っかからないように工夫をすることが面倒になりましたが...。
身近な副業は?
身近では、手軽にアフィリエイト、ネットショップ、クラウドワークスなど、パソコンで簡単い登録して副業を始められる環境も整っています。
自分で始めやすいものを探して、まずはやってみることも大事です。
やってみることで、自分の可能性を知る契機になるかもしれません...。
いずれにしても、今後は若い時から、そうでなくても手に職をつける、自分なりのスキルを磨いていくことが大事になってきます。
若い頃に身に着けた技術が陳腐化して、ダメになる、通用しなくなる。
リカレント教育(社会人の学びなおし)を今後、国も推し進めていく方向だと思いますが、絶えず自分のスキルを磨いていかなければならない社会になりつつあります。
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まとめ
手取りで30万と言っても、税込で35~40万ほどの収入。
年齢によって、そこそこか、きついか感じるのも様々。
今の景気状況の中、手取り30万を稼ぐのは難しいと感じる人も多いと思います。
独身や実家暮らしであれば、ある程度余裕のある暮らしが可能でしょう。
しかし子育て中であれば、手取り30万はきついと感じる生活レベルになり易い。
配偶者がある程度稼がないと厳しい状況になりがちかもしれません。
働き方改革も実施中で、残業規制やパートの社会保険の拡大適用などで手取りも減収する傾向になってきます。
兼業や副業が始めやすい社会になってくるようですが、早く自分に合った副業に取り組むことも必要に迫られる時代になりつつある模様です。