あなたは発酵食品というと、イメージするのはどんなものですか。
いろいろあるけど真っ先に浮かんでくるのは
納豆とかキムチ、味噌などではないですか?
そうすると、これらの食品は炒めたり加熱したりする
のではなくて、じっくりと熟成させるとか、
しばらく放置しているという印象です。
そして納豆などの発酵食品をはじめとして、
果物や野菜、さかなの刺身や生の肉などは
消化を助ける酵素が含まれてます。
これは食物酵素と言われています。
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発酵食品の効果と健康の関係
消化酵素はその言葉通り消化に関連する酵素ですが、
一方で吸収を促進する酵素も持ってます。
たとえば魚を食べるとして、体の中にタンパク質を
吸収するときにそのままでは吸収できません。
だからタンパク質など食べ物の栄養を体が
吸収し易いよう変換してとりいれるのが食物酵素の働きとなります。
つまり体に役に立つように作り変えるということですね。
ところで発酵食品のいいところは、
こういった働きのある食物酵素を体に取り入れる
ので効率よく消化吸収が行なわれる。
体が調子よくなるのが分かりますね。
それと体の免疫力や治癒力にもかかわりがある
代謝酵素がありますが、これも消化酵素と
同じタンパク質からできてます。
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タンパク質の取りすぎについてはコチラに別の記事でまとめています。
⇒ タンパク質の取りすぎに注意!食材はどんなものがいいのだろう?
だから普段から発酵食品を摂っていると
からだが健康的になるというのは、理に適っているのです。
そして今人生100年時代と言われていて、
実際どのくらいの期間でそんなことが実現するのか
はっきりしないところですが、
そうはいってもなるべく生きているうちは
体が調子よいいたいですよね。
平均寿命でなく、健康寿命、つまり十分自分で活発に
元気にいられるか?ということです...。
実際90歳過ぎや100歳過ぎのお年寄りが、
身の回りの家事や仕事をやっている場面を
テレビで見ることが多くなりした。
でもそうした元気のいい人は
まだ一部の人なのかなとも思います。
やっぱり体に何らかの不都合を抱えていて
施設に入っている人も見聞きしますからね。
だからこそ生きているうちは、
各々が健康寿命を延ばせるようにしたいものです。
発酵食品を加熱するとダメ?
話がそれてしまいましたが、
先ほどの発酵食品にも含まれる
この食物酵素、じつは熱に弱いのです。
60度くらいでも酵素が破壊されてダメになります。
味噌汁を作るにも味噌を火を止めてからいれるとか、
温かいご飯に納豆はダメだとか聞いたことはありませんか?
それらの食品にいる発酵に関与している
微生物を殺してしまうということもありますから。
だから加熱した揚げ物とか焼肉とかもいいいけれども、
発酵食品や生の食べ物を
食事に取り入れることも大事だと思います。
魚の刺身だと加熱しないので
より多く血液がそれだけで食物酵素が摂れます。
血液がサラサラになるDHA・EPAが取れます。
このDHA脳の伝達物質を活発化する
働きがあるので、これから認知症やボケが多くなると
言われる近い将来に備えて、食習慣を整えていきましょう。
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